旭川弁護士会


旭川弁護士会
会長
竹本 康志

平成20年度旭川弁護士会会長に就任いたしました竹本康志です。 私は、昭和33年に美深で生まれ、小学校から高校までは深川で過ごし、神奈川大学を卒業いたしました。趣味はスキー、水泳、野球などのスポーツをすること、国内外の旅行、散歩、トレッキング、格闘技などのスポーツ観戦、読書、映画鑑賞、音楽鑑賞、飲食などです。インテリア、心理療法、精神医学、脳科学、聖書に興味があり、家庭菜園も楽しんでいます。旭川以外の好きな街は鎌倉、ニュージーランド北島のワークワース、イタリアのフィレンツェです。
「花屋は花を売って人を幸せにする、パン屋はパンを売って人を幸せにする、弁護士は法律という道具を使って、人を幸せにする。」私は弁護士の仕事について、このようなイメージを持っています。
旭川弁護士会は大正5年に5名の弁護士により設立され、現在は43名の弁護士が会員として登録し、活躍しています。
旭川管内は、かつて、深刻な弁護士不足に悩まされていましたが、ここ10年間で弁護士の数が倍増し、かつ紋別、稚内、名寄、留萌にも弁護士が常駐することとなり、深刻な弁護士不足から脱却いたしました。
今後はより一層、市民の皆様の需要にお応えすることができるような体制を作っていきたいと考えております。
既に稚内と名寄には「法律相談センター(弁護士が定期的に出かけていって法律相談を受け、必要に応じて事件をお引き受けすることのできるところ)」が設置されていますが、旭川弁護士会では、今後、留萌、紋別、富良野、深川などにも「法律相談センター」を設置することを検討しています。
平成21年5月までの開始が予定されている裁判員制度につきましては、裁判員になる方々に負担をおかけするという問題や、全員が一般人によって構成される陪審制と異なり、果たして一般人の裁判員の方々の意見が裁判に充分に反映されるのかといった問題などがあり、弁護士会内部でも多数の反対意見があります。しかし、私は、裁判員制度は、「捜査記録を追認する傾向が強いため冤罪を生じやすく、絶望的とまで言われ続けてきた従来の刑事裁判を是正するための新しい試み」「将来の陪審制への橋渡しとなるきっかけ」として積極的に進めるべきであると考えています。新しいことを始めなければ、何も変わらない、今がそのチャンスだ、というのが私の考えです。旭川弁護士会では裁判所や検察庁と協力し、市民の皆様にとってわかりやすい裁判を目指し、模擬裁判などを実施しているところです。
裁判員制度以外にも、平成21年から対象が拡大する被疑者国選制度、需要と供給のバランスを無視した法曹人口の増加問題など課題は山積していますが、「市民の皆様の需要にお応えする」ということを軸に進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。